奈良に行きました

奈良と申しましても、もうちょっと行ったら京都だし、あれっもしかしてこっち行ったら三重?てな感じの場所なんですが、一応奈良市 てなとこに行ってきました。

母が昭和58年に購入した、おそらくは競売物件の山林。
なんでそんな時にそんなところの土地を購入してるのかな(;´Д`) って感じですが、私、母がそそのかされたの聞いてて覚えてます。新聞に載ってたのを見せられて「安いし、マツタケでも作れるし、買っとけ」みたいな無責任なこと言われてたのを見てました(;´Д`)
ただの話のタネだと流せばよかったのに。
まあ当時75万円くらいで1500㎡の土地が買えると思ったら、バックグラウンドが何もない人間としては土地が欲しくなるのかもしれませんね。地目山林ですけど。


公図を取りまして、ここらへんだろうという場所にあたりをつけ、行ってみたらば


やっぱりわからん(;´Д`)


そこらへんのおっちゃんに公図を見せ番地を聞き、もちろん彼らも全然わからないんですがここらへんじゃないかと適当に言う言葉を頼りに、まあもしかしたらここかな と思うところを写真に撮ってみました。


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ここだったらいいな


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トイレ建ってるけど。


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石ゴロゴロしてるけど。


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まあここらへん一帯なんじゃないのかなと


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なんとバス停がそこそこ近くにありまして、1日に2本とかじゃなくてちゃんと数本通ってる!


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電話ボックスもある!これで非常時には連絡できる!いやしなかったけど。
それにしてもテレカが使えるかどうか確認すればよかった。最近多いんです、テレカが使えない公衆電話。


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さっきのような場所だったら嬉しいんだけど、でも母は「山だ」と言っていたから(見に行ったことがあるのかどうかは謎)、もしかしたらここらへんなんじゃないか とも思う。



ハンター注意 の看板もありました。
そして、バスはほぼ終点です。地の果て1個前です。
そして道も、ここのバス停を最後に、大型車は通行禁止となっています。








まあしかし、一応バスも通ってる、なんとか人間のつながりは見える場所ではございました。山の中~~~~てなところを想像してたから、それよりはましだったかな。私がかつて住んでたNCの山の中よりはバスがある分いいかも。





しかしちょっと離れただけでど田舎ですね。








ずっと気に病んでいたことがあるんです。
母、和歌山にも土地を購入してました。
私の生まれた年の、私が生まれた4か月後に、当時のお金で115万円出して、和歌山の串本の方に土地買ってたんです。


なんでこういうことを母の生きていたときに聞いておかなかったのかなって。
奈良にも和歌山にも土地があることは知ってたんです。でも、いつ購入したかとか、購入したいわれとか、調べてもいなかったし聞いてなかったんです。
今となってはもう、なぜ、何のために、どういう気持ちで購入したか永遠に謎です。
どうして聞いておかなかったんだろう、と、自分を責めていました。


それを言ったら妹が


「うちの母、言ってくれへんかったやん。嫌なことは全部口に出さへんかったやん。聞いても無駄やったと思う」と言ってくれましてですね、


そうだったな。大事なことだからいろいろ聞こうとしたら、「そんなこと喋りたくない」とキレて、外食してる最中だったのに突然食事を辞めて店を飛び出されたことも1度や2度じゃなかったな。
そんなことされたらこちらもマイナスの気持ちでたまらなくなっちゃうし(楽しませてあげられなかったとか、せっかくの時間を台無しにしてしまったとか、聞くべきじゃなかったとか、聞き方が下手で責めてしまったのかなとか)、だから母と話すときは不愉快なことに触れないように、楽しい適当な世間話だけにしておいたんでした。


私自身のこともよくわからないことが多かったんですが「中学生になったら教えてあげる」と言われていて、ずっと待ってたんです。
でも中2になっても教えてもらえなかったから、少し不満が募ったときに「中学生になったら教えてくれるって言ったのに、いまだに教えてくれてないじゃないか」と言ったら
「あんな悲しいことが言えるもんか!」と泣き叫ばれながらバシバシにしばかれまして

私は「あ~やっぱりな~ 言わないんだったら適当な約束とかしなきゃいいのに」としらけて、そして「やっぱり聞かなきゃよかったな、無駄どころか藪蛇だった」と諦めて、大人しく殴られていたんだった。


ま~母もいろいろあった気の毒な人でしたけど、何があったかを知るのはムリだったな。
わからないまま処理するしか仕方ないか。


そう思えて、気持ちが軽くなった日でございました。
こころぴょんぴょんはしなかったけど、着地はできたな(*´ω`*)