くら寿司までの道

姪っ子の中学入学のお祝いに、くら寿司で思う存分食べることにしました。

お持ち帰りにして桜を見ながら食べるというのもなかなかいいアイデアだと思ったのですが、寒すぎたので断念。残念だなぁ、うちから歩いて5分の所にはかなりの桜の名所があるのです。出店も出て、野点もあって、日頃は火器の使用が禁じられているのにこの時期だけは特定の場所で許され、そのために特別なガードマンも雇って、市もなかなか粋な計らいするじゃないか文化のために法(条例)を曲げるなんて、いやいや日本の文化ってそこまで強いものなんだなぁ、市民の楽しみのために役所も頑張ってるなぁ・・・なんてことを思いつつ、でも今年は全然客足も伸びずすごく悲しい(´・ω・`)

 

でもやっぱり寒いのイヤ、という妹の一言でくら寿司に赴くことになりました。妹は赤だしと茶碗蒸しが大好きで、それはやっぱりお店でないとというのもあって。

 

混んでるの嫌だからちょっと遠めのくら寿司に行きます。混んでるの嫌だから幹線道路を避けます。妹はナビるのが無理なので、私がナビって妹に運転させます。

 

車で15分も行くと、もうすっかり工業地域。家もなくトラックばかりで風景が全く違い、まったく違う世界。私、いろんな土地がいろんな地域を作って社会が形成される~みたいなのが好きなのでこういう道を通るのも割と好きなのですが、妹は絶句していました。「この辺の家、安いやろうなぁ・・・」と言っていましたが、家ないし(ノ∀`)アチャー

ちょっと住宅が見えてきましたよ。でもレオパレス(´・ω・`)

「ここらへんの工場で働く人たちやろな。お買い物する場所ないやんどうするんやろ」

「コンビニですますねんって!」

 

「でも、この市の小学校、ランドセル支給してくれるねんて」と妹が言います。「すごくない?ランドセル配るて」

私「ランドセル一つで子持ちの家族が引っ越してきてくれるんやったら、ランドセルなんかいくらでも配るって!」

「でもな、そのランドセルがすごいらしいね~ん」妹が続けます。「ナップサックみたいやねんて(*´ω`*)」

 

私たちはちょっと脳のネジがゆるんでる姉妹なのでこんな会話もあったり。

私「そこ右に曲がったらもう右に見えるのがくら寿司な」

妹「うん、よし、右やな」

私「うん、妹ちゃん、今走ってんのってこっちの右折レーンじゃなくて対向車線の右折レーンってわかってる?逆走してるのわかってるかな~?」

妹「え、ううう~~ん、全然わかってなかった~~~ うちやばいな~~あ」

私「結構走ったなぁ。まあ車が全然走ってなかったらわからんくなるやんな。相方よりマシやわ」

 

くら寿司に入ると、姪っ子が「なぁ、これ食べていい?あれ取っていい?」と興奮してすごい勢いで取り出します。やっぱりここらへんまだ子ども(*´ω`*)それまではほへーっとしてたのに、お寿司が次々回ってくるのを見るとΣ(゚Д゚)ってなって止まらない(≧∇≦)

「あ~ もうこんなに取ってしまったわ(*´ω`*)」と、まだ食べてもないのにテーブルにいっぱい並べます。パネルで好きなもの注文したらいいのに(≧∇≦)

 

 

私「すごいなぁ。これが100円で食べられるなんてなぁ。建物建てて、設備投入して、人雇って、光熱費払って、材料費もかかってるし、よう利益出せるよなぁ」独り言のように私が言います。私が喋ることってこんなことばっかりでカワイクナイの(;´Д`)

「しかもどんどん進化させてるよね。昔はマイクで注文受けてたのに、今はタッチパネルやもんなぁ。マイクの時は注文取るのも時間取られて大変やったやんなぁ。お皿も蓋なかったし、途中でプラスチックのかぶせてたし」私が1人で続けます。

でこりが「こんなんで儲けられるのん?」と私の影響を受けてしまって聞きます。

「前の旦那が『これで利益率2%ってとこかな』って言ってたわ。薄利多売やねん。100円売って2円の利益やねんけど、これが1億円売上げたら200万・・・あれ?なんか少ない??(;^ω^)」

前の旦那と話してたその時は、まだお皿も普通のお皿で、タッチパネルもない時代でした。

進化したなぁ。

 

 

私もいつもは食べない赤だしや茶わん蒸しを頼み、一貫ものや100円以外のものもいっぱい頼んで、デザートもふるまい、

みんながもう無理( ゚д゚) となるまで食べて、3700円。

 

くら寿司ばんざい\(^o^)/